【中医学とアロマ】疲労が抜けない、気力が無い、冷えやすい・・は陰陽バランスが崩れている。
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中医学ではバランスを重視します。
その根幹をなっているのは「陰陽説」
すべてのものは陽と陰のバランスから成り立っており
そのバランスを正しくとることが重要と考えます。
◇陰陽バランス
体調を崩す、病気になるなどという状況は
その陰陽バランスが
なんらかの事情で崩れていると考えます。
そして崩れたバランスを整えることにより
身体が本来持っている健康な力を
取り戻していくようにサポートするのが
中医学の考えです。
病気とまでは行かなくても
なんとなく疲れやすい
気力が無い、身体の冷えが続いている。
それらは、精神的ストレスや
睡眠不足、身体的疲労から
身体のバランスが崩れている証拠です。
未病・・病になる前に事前に身体のバランスを
整え
すみやかに発病を防ぐのが
中医学の考え方です。
なにか、心身の調子がおかしい・・
そんなときは決してそのままにせず
積極的に対処しましょう。
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◇陽虚
疲れやすい、気力がない、冷える。
これらは身体の「陽」が欠乏したときに
起こりやすい症状です。
休息をしても疲れがとれない、疲れやすい。
気分が重いなど・・
そんなときは「陽」の欠乏が考えれます。
陰陽バランスの中で
「陽」が欠乏した状況を
「陽虚」(ようきょ)と言います。
そのときは積極的に陽を補う
「補陽」(ほよう)
の行動をとりましょう。
◇補陽
補陽にはまず
身体を暖める行動、食事を心がけること。
生姜やシナモン、ねぎ、梅干、唐辛子、味噌。
青魚や卵
こんにゃくや蓮根などの根菜類。
これらは陽の食材。
身体を芯から暖めてくれます。
一方トマトやきゅうり
白菜、トロピカルフルーツなどは
身体を冷やす陰の食べ物なので
注意が必要です。
(注意点としては
陰の食べ物でも一切とらないという訳でなく
香辛料や加熱調理を組み合わせて
バランスよく栄養をとることです)
あくまで食事はバランスが第一ですから
なにかに偏るといくことのないように
気をつけて
その上で陽の食事を積極的に取ってゆきましょう。
コーヒーや冷たい清涼飲料水などは
極端に身体を冷やしますから
陽虚のかたは注意が必要です。
◇陽のアロマ
では具体的にアロマでは
どのように陽をとっていくのか。
まずは陽のアロマの代表格ローズマリー。
気血の循環を促し、心身を陽に強化してくれます。
あとはジンジャー、シナモン、コリアンダー
ブラックペッパーなどのスパイス系。
マージョラムも身体を温めてくれるオイルです。
これらの精油をブレンドし
アロマバスでじっくり温まったり
キャリアオイルかローションで希釈して
首筋やお腹などに優しく塗りましょう。
そこからポカポカと温まり
気持ちが潤うと同時に全身に力が蘇って来ます。
私も仕事で消耗したと感じたときに
利用するブレンドです。
いつもより疲れやすいとか
冷えやすいそう感じたとき
積極的にこれらを取り入れて
失われたバランスを取り戻して下さい。
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