「アロマ王子」逮捕に思うこと。あ、私じゃないので!ご心配なく。横浜の男性アロマセラピストのブログは続きます!
photo credit: Bouquet via photopin (license)
このブログでは、私自身もブログを読んでくださるかたにも、楽しく前向きになる内容だけをお届けしたいのですが、ちょっと残念というか。このニュースばかりは。
東京、吉祥寺の自称アロマ王子が禁止薬物輸入で逮捕されたニュース。
「アロマ王子」名乗る36歳男を逮捕 違反成分含む液体を密輸か - ライブドアニュース
海外から違法なものを輸入して、アロマと称して販売していたのか、お客さまに使用していたのか。詳細はわからないですが。
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◇アロマ王子?
このニュースがテレビで流れた時、思わず、「え、男性のアロマセラピスト?奥山さん捕まったの?」なんて、みなさんが心配して下さったんじゃないかな・・と思ったので。苦笑
急ぎこの記事を書くことにしました。
まず、私は、かつては六本木のアロマ王子とか、横浜のアロマ王子とか、名乗ったことは一度もないですからね。笑
一度、ライターさんが取材に来てくれたとき、ラベンダーとカモミールに酔っぱらってしまったのか、「奥山さんはアロマ王子って感じですね!」って言ってくれましたが、まあ、長いアロマ生活でそれ一回だけ。
まあ、でもだからと言って、アロマおじさんと呼ばれるのは少し寂しいですけど・・・。
冗談はさておき・・・男性のアロマセラピストは数が少ないながらも真剣にやっていこうとする人が多い中、本当に迷惑な話ですよね。
◇これ以上アロマやハーブのイメージを壊ないで欲しい!
「脱法ハーブ」が少し前に話題になりましたが、その時もハーブのイメージが悪くなり本当に悔しい思いをしました。
自然の大きな恵みであるハーブにはもちろん、ほとんどが素晴らしいものや、中にはその毒性から使用していけないものもありますが、歴史の中で、きちんと取捨選択をし、心身に有益なハーブはずっと語り継がれてきました。
昨今の自然ブームだけでなく、本当に素晴らしいハーブの魅力はこれからも引き継がれていくはずです。
アロマセラピストやハーブセラピストと名乗るからには、その魅力を正しく世の中に伝えて行かなければならないと思います。
本来のハーブやアロマは、禁止薬物や合成薬物とは全くベクトルの異なるものであり、アロマセラピストがそれをお客様に提供することはいかなる理由があっても許されません。
◇アロマ王子と自称する男たち。
しかし・・実は同業者を見てみても、自称「アロマ王子」とか「アロマプリンス」とか、持ち上げられていい気になっている男性のアロマセラピストは少なくはないんですよね。
はっきりいって、私はそんな風に(呼ばれたとしたら)すごく嫌なんですが。本当のプロとしてみられていない気がします。自称はもちろん論外。
どうしても、アロマの世界は女性が多いから、男性であることが目立ってしまうところはあるけれど、それはあくまで副次的な物のはず。
アロマオイルやハーブ、そして癒しやカウンセリングの哲学や技術、経験といった、性別関係なくアロマセラピストとしての本質を求めてゆきたいといつも思っています。
アロマを愛して、ハーブを大切にする人間ならば、男性であることを売りにするようなキャッチフレーズをつけたり、つけられたりしていい気になってるのは少しおかしい。
だから、アロマ王子とか、アロマプリンスとか自称したりしている人間とは話が合わないと思っています。
アロマ王子とか、そんな打ち出しで雑誌に掲載の話が来てもすべて断っています。(あ、まあ、ほとんど来ないのですけどね)
私のサロンでも、例えばホームページなので、「男性のアロマセラピスト」であることを表示にしてはいるのですが、それは女性がうっかり何も知らずにご来店されて、「え!男性だったの?!」となてしまうのを防ぐためでもあり、またやはり男性ならではの特徴もトリートメントには出ますから、それは重要な特徴でもあり、とても複雑な気持ちでもあるのですね。
男性が女性に癒され、女性が男性だからこそ癒される部分を、もちろんすべて否定はしないし、もしかしたら人間の本質的な部分とも思いますが、それを理解した上で、その先のものを目指さないと、いつまでたっても男性アロマセラピストはただの珍しい存在から抜け出せないでしょうね。
いずれにせよ、禁止薬物を使わないとお客様を満足させられないようなアロマセラピストは即刻退場してもらわないと。
元町サロンは、欧州エコサート認証オーガニックの精油のみ使用していますから、安心して、お越しくださいね。
本物の素晴らしいアロマの魅力をご提供します。
SHUJI OKUYAMA
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