このシミ消したい、なんとかしたい!に答える注目アロマを利用した3つの統合的アプローチ。
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女性にとって美肌はとても重要なテーマです。
中でもとくに、加齢などにともなうシミに悩まされている
方も多いでしょう。
皮膚の深層部のメラニン色素の生成が
時間をかけて少しづつ表面に出てくるシミ。
メラニン色素の生成は紫外線から細胞をまもろう
とする防御反応ですから
やはり日ごろから紫外線から身を守ることは
大切です。
でも原因はそれだけではない・・。
内臓機能が弱かったり、加齢等で衰えて
代謝が進まず、過度にメラニン色素が生成される
原因もあるようです。
かつ、女性ホルモンのバランスの乱れも
見逃せない原因です。
そんなときこそ
アロマテラピーでは、総合的にシミの原因にアプローチ
することが出来ます。
では具体的な精油を上げながら
提案させていただきます。
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◇STEP①メラニン色素沈着をおさえ漂白をする。
・セロリシード
メラニン色素の沈着を押さえる効果があると
注目されているのが、セロリシード精油です。
肌のアンチエイジングオイルとして
期待されています。
・レモン
これと、肌の漂白効果のあるレモン。
植物オイルなどベースオイルで希釈して
気になるシミに刷り込みます。
(いずれも美容効果は高いですが
肌刺激はあるので濃度は慎重に試しながら。
レモンは紫外線感化作用もあるので
外出前はNGです。)
あとは、皮膚自体の活性化やアンチエイジングに
効果があるとされる、フランキンセンス
ラベンダー、ローズウッドなどもあわせれば
更に良いですね。
◇STEP②内臓(肝臓)機能を高める。
シミの原因としてもうひとつ考えられるのが
内臓機能、特に肝機能の低下と言われています。
肝臓は体内の悪い老廃物をデトックスする
機能をつかさどりますから、健康でいたいもの。
ここでも
・セロリシード
肌に直接だけでなく、肝機能アップに貢献します。
・キャロットシード
ワイルドキャロットは肝臓機能のアップ、肝臓の
疾病への対策として非常に注目されています。
・フェンネル
肝臓だけでなく、胃や、腸など消化器系も
活性してくれるフェンネル
・ローズマリー、ペパーミント
アロマセラピーではなじみ深いこれらの精油も
肝臓を元気にしてくれます。
大切なのは、肝臓が弱っているということは
他の臓器も弱っている可能性が
高いということです。
身体はすべてつながっています。
胃腸が弱いと感じていたら
胃腸を元気にするブレンドも積極的に
考えたいものです。
これらのオイルを希釈して芳香浴や
オイルトリートメントで背中にすりこんでいきましょう。
◇STEP③女性ホルモンバランスを整える。
女性だけに限りませんが
ホルモンバランスの乱れが原因の可能性もあります。
・ゼラニウム
ホルモンバランスを整えることで美肌を保つ
とされる女性のための精油
・クラリセージ
更年期など女性ホルモンの分泌が落ちているとき
はとても有効。ただし、子宮筋腫などがあり
過度な女性ホルモン分泌が考えられる際は
悪影響の可能性もあるので、慎重に。
他にはもちろんローズがいいですが、品質の良いものはなかなか高価。
毎日続けるなら、ゼラニウムが費用対効果が高い気がしますね。
これらも、芳香やアロマバス、トリートメント
などで、継続的に浸透させていきましょう。
いつも書かせていただいているのですが
アロマテラピーの効能は自然のものなので
穏やかですが、統合的に使うことで
身体を局所でなく全体でとらえることが
魅力です。
ホリスティック(全体的)セラピーといわれる
所以ですね。
そうゆう意味だと、心と身体は繋がっていますから
心のケアをすることもとても大切ですね。
無理に嫌いな香りをチョイスせず
大好きな香りを選んで
じっくり続けて下さい。
シミはもちろんですが、そればかりでなく
身体の中と外から、全身を美しくしてくれるはずです。
SHUJI OKUYAMA