生命の危機に直面した患者さんに対してのアロマテラピー。| 危機的状況におけるアロマテラピーの臨床症例




先だって書かせていただいた記事で、セラピストはメディカルアロマに対して冷静でなくてはならない・・と書かせていただきました。

しかし、そうはいってももちろん病気や怪我で苦しむ患者さんにアロマテラピーが無力と考えているわけではありません。

私のサロンのお客様にも、例えばご両親の介護や病など、多くの悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。


その中でも、非常に重篤な状態で、「命の危機に瀕している家族に何かしてあげたい」などと相談を受けたとき。

私たちアロマセラピストとしてどんなアドバイスをして差し上げることが出来るか、考える場面は多くなっています。



◇危機的状況でのアロマテラピーの役割



アロマテラピーとは予防医学としてだけで、重度の病いや怪我の際にアロマが無力であると考えている訳ではもちろんないのです。

メディカルに対しても、冷静であれば、アロマテラピーの役割が寄りはっきり見えてくるような気がします。


病気や怪我で、通常の治療が困難を極めている状況だからこそ、アロマテラピーに期待される部分が当然あります。



重度の病気や交通事故で、集中治療に入ったとき。

呼吸困難、脳や心臓や肺など器官が危機的な状況となったとき。


こんな状況で、簡単な言葉でアロマテラピーを語るのは非常に難しいことです。
ですが、そんな状況だからこそ、アロマテラピーが必要になると確信もしています。


私は、非常に追い詰められた状況だからこそ、患者さんと、それを支える家族の方、それぞれの心と希望をつなぐためにアロマテラピーは非常に有効であると信じています。




◇ストレスと恐怖からの解放




まず、生命の危機に直面している患者さんは、激しいストレスにさらされています。

自分の身体が、病により完全にコントロールを失い、死という恐怖を向き合うストレスのレベルは想像を絶するものです。


また、同時に、目の前で、愛する人がまさに絶望的な恐怖と苦しみに瀕している姿を支える家族の方の苦悩と恐怖を私たちセラピストは忘れてはいけません。


そのような状況を考慮しても、もちろん、適切な医療機関の治療に従った上で、アロマテラピーは究極の、命をつなぐ手法となります。


期待される効果は、ストレスからの解放による精神安定、心拍や呼吸の安定、免疫機能の向上、新たな感染症の予防など多岐に渡ります。


そして何より、香りと手の暖かさという本当にシンプルな手法を利用して、患者さんとそれを支える家族の方の架け橋になるという最大の効果があります。



◇危機的状況での具体的症例



私はそう確信して、日々アロマテラピーを行っていますが、私の専門はメディカルアロマではなく、豊富な臨床経験を積んでいるとは言えませんので、今回は専門書の臨床症例を引用させていただきます。

この症例では、患者である父親のほかに、母親にもトリートメントをしていることに注目して下さい。

そして、危機的な状況にある父親にアロマトリートメントを施すことで、それをしている本人自身と父親が、同時に癒されていることが、非常に価値があることだと思います。


多くの結果を出している医療現場でのこのようなアロマテラピーの実例は、私たちに勇気を与えてくれると思います。


危機的な状況に立ち向かわれている患者さんと、ご家族の方に、アロマとハーブが大きな力を与えてくれることをお祈りしております。





◇引用・危機的状況におけるアロマテラピーの臨床症例  


アロマセラピスト:ELizabeth Sonn イギリス



(本文)

普段は元気で健康な父が、ある晩突然、原因不明の肺疾患になり、重体になりました。
急いで病院に運ばれた父には、生命維持装置が装着され、家族は「もう時間の問題です」と告げられました。 

3日後、もし病院が許可してくれるなら、父を助けれるかもしれないと、私は突然思いつきました。私は主治医に相談しました。

医師は突然の申し出に驚いていましたが、最大限の強力をすることで同意しました。


最初の2日間は、肺の鬱血の治療のために、ユーカリとベンゾイン各2滴をティースプーンに約一杯のグレープシードオイルに添加して、生命維持装置が装着されていない胸の部分に摺り込みました。

父の足のリフレックス点を、スイス・リフレックス法を用いて、主に肺とリンパの領域をマッサージしました。

このトリートメントは、感情のバランスと、心のリラックスを助けるような、優しい音楽のもとで行いました。

平穏な方向が部屋を満たしました。


母親にもトリートメントを行いました。
脚の痛み、感情的な消耗とストレスに、ラベンダー、マージョラム、気力充実のためにジャスミンのマッサージを行いました。バッチフラワーレメディも併せて行いました。


集中治療室において、父のマッサージを可能な限り続けました。
3日後にはウイルス感染症に対処するために、ティートリーが加えられました。

4日目のレントゲン撮影では、わずかながら改善が認められました。
医師、および看護スタッフが興味を示し、彼らの関心が高まったことで、アロマテラピーに対する好奇心とともに、私への支持も向上しました。


2度のひどい不安を経て2日後、不安定な血圧を安定させるために、ヒソップが父のトリートメントに加えられました。
症状の回復は継続しました。


1週間後、主治医は父が一命を取り留めると思うようになりましたが、生命維持装置を外すには、酸素吸入の酸素レベルが35%以下に下がらなければならず、それが父の回復への分岐点でした。

装置からの解放までに、さらに2週間を要しましたが、この間はパニック、恐怖、焦燥などに対する危険性が存在しました。

私はオイルを、ジャスミン(自身の増進)、ローズマリー(明快な思考)、クラリセージ(鎮静)に変更しました。パッチフラワーの「レスキューレメディ」を父の唇に施しました。


生命維持装置が外されて2時間後には、父は半身を起こして座りました。

医療スタッフは父の急速な回復を、驚きをもって認識しました。

父は24時間後には集中治療室を出て、2週間以内に退院して帰宅しました。
当初、退院には8~10週間かかるものと思われていました。


退院後は、精油のマッサージ、スイス、リフレックスおよび音楽療法を順次中止しました。


3ヶ月以内に、父は何事もなかったかのようにゴルフをし、週2回水泳を興じる姿が見られるようになりました。


(引用元:Shirley Price& Len Price AROMATHERAPY FOR HEALTH PROFESSIONALS)





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