ローズマリーの驚くべき効能・効果①/他の精油との違いを際立たせる特徴・脳活性化のハーブ
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本日はサロンでも非常に活用頻度の高い重要な精油
ローズマリーについて書きたいと思います。
ローズマリーは非常にユースフルな精油で
ラベンダーと並びアロマテラピーには欠かせない精油です。
サロンでもとても活用の場面が多いのです。
◇伝統的な多岐な効能を持つハーブ
淡い青色の美しい花をつけるこのハーブは
ヨーロッパ全土に野生していますが
特に地中海など海の近くに多く生息しています。
これが「海のしずく」と呼ばれる
ローズマリーの名の由来です。
歴史的にも非常に古くから
医学でも利用されてきたハーブでした。
このブログでも度々取り上げていますがローズマリーの効能は
非常に多岐に渡り、驚くほどです。
ざっと上げて見ましょう・・。
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◇ローズマリーの驚きの広い活用範囲
・筋肉を弛緩させて肩こりや筋肉の緊張を和らげる。
・血行やリンパの流れを良くして余分な老廃物質の排泄を促し
むくみをとり、デトックスをしてくれる。
(特に上の筋肉の疲労緩和とデトックス作用はサロンで利用する
ことが多い原因になります)
・強い抗菌効果で感染症を予防する。
・気管系のトラブルにも良く、のどの痛み、喘息
鼻炎や花粉症にも良い。
・高い鎮痛効果で頭痛や腰痛、関節痛などを和らげる。
・内蔵機能を高め、血中コレステロールを下げるため、心臓や肝臓の疾病にも
効果が期待されています。
◇記憶のハーブ
これだけ多岐にわたる効果の中でもこの精油の
存在感を高めているところは
この精油が他の多くの鎮静系の特徴を持たず
逆に覚醒する作用を持っているということです。
ローズマリーは中枢神経系への刺激効果が非常に高く
感覚を研ぎ澄まし、脳の細胞、神経伝達を刺激、活性化することで
非常に精神がクリアになったように
感じる効果があります。
いわゆる頭脳明晰効果。
記憶を司る脳の海馬を刺激するこのハーブは
古くから記憶のハーブとして利用されてきました。
現代になり、脳の細胞の老化を抑えるものとして
アルツハイマー病などに
効果が期待され、研究が進められています。
日常の生活では、記憶力や集中力が必要とされる
仕事や勉強の際に
思考プロセスが刺激されることで
目覚しい効果が上げられます。
(ちなみに、私は、眠けをとりたいときにローズマリーを単品で、またはペパーミントなどと
ブレンドして、頭をマッサージします。
コーヒーを飲むより、はるかにナチュラルで持続性のある
覚醒効果で眠気と疲れがふっとびます・・!
ただ、くれぐれも夜寝る前に使用しないで下さい。
朝まで何かすることを探すはめになります!・笑)
◇全身をコントロールする脳へのアプローチ
この脳への活性効果がローズマリーを他の精油との違いを
を際立たせている特徴と言えます。
脳は全身の体調をコントロールしています。
アロマテラピーは主に嗅覚を通して
この神経を司る脳にアプローチする療法ですから
ローズマリーが全身の健康に与える影響は
非常に大きいものと言えます。
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ローズマリーは非常に重要な作用を持った精油なのですね。
そして、もうひとつ、重要な効果がこの精油にはあります
が今回ままずはこのぐらいで。
続きは次回の記事でご紹介させていただきます。
※ローズマリーには血圧を上げる作用があります。
高血圧などの問題を抱える方はご使用はお控え下さい。
医師にご相談下さい。
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