脳力(能力)をローズマリーで最大化する。集中力や行動力を高めて毎日を快適に過ごすためのアロマテラピー。
photo credit: African Owl via photopin (license)
さて、アロマと言えば、リラックス、リラクゼーションがもちろん中心にはなるのですが、香りにはまた違った大きな可能性があることも見逃してはなりません。
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例えば、朝起きたあとには、オレンジ、レモン、ベルガモットといったような柑橘系のアロマや、ローズマリーのような集中力をアップしてくれる精油が良いとされています。
柑橘系精油の中に多く含まれるリモネンという成分は、身体の体温を上昇させ、活動的にしてくれる働きをします。
これによって、気分も前向きに行動的・活動的になり、一日を気持ちよくスタート出来るという訳です。これら柑橘系の精油は抗うつ効果にも優れています。
また、胃腸や内臓の働きも高めてくれるため、まさにアクティブにしてくれる頼もしい精油と言えます。
◇脳活性の精油・ローズマリー
一方ローズマリーは集中、記憶のハーブとも言われ、脳を活性化することで有名です。
この精油の魅力は語り始めると尽きることはないのですが、当然ながら、脳は身体と結びついていますから、ローズマリーは身体の活動能力も高めることが出来ると考えられています。
海外の大学の研究によれば、ローズマリー・シネオールがマウスの運動性を向上することが確認されています。
また、人間でも画面のサインを見てキーボードを叩くパターンテストで、ローズマリーがその成績を向上させることも確認されています。
◇パフォーマンスを司る「脳」
例えば競技スポーツでも、とことん技術や体力を磨いたとしても、試合や競技当日に、それがすべて発揮出来るとは限りません。
これは多くの場合「何か、体が重い、言うことを聞かない」といったアンバランスや疲労感で表れます。これは脳がブレーキをかけている状態です。
コンディション作りとはそれほど難しく、意欲も活動性も高い状態に自分を調整していくことは難しいことですが、もしかすると、ローズマリーはそれに大きな力を貸してくれるかも知れません。
また、深夜まで刺激が多く、サーカディアンリズムと呼ばれる体内時計が乱れがちな現代、しっかりと朝にローズマリーで全身を目覚めさせるのは、それが夜の深い安眠につながり、結果翌日のハイパフォーマンスと健康につながることになります。
また、朝に脳の力を高めるということは、PCで言えばメモリーを最大化するようなものですから、結果一日に身体にかかる負荷は小さくなります。
つまり、ストレス、疲労の回避に繋がる訳ですね。
◇脳力をコントロールする
人間の能力を向上させるときに、本来のスキルを磨くことも大切ですが、こういった脳力のコントロール技術を身につけることは非常に重要なはずです。
もしかすると、天才という人は、持っている能力を最大限に利用することが出来る人のことを言うのかも知れません。
リラクゼーションが中心のアロマセラピーですが、こうしたスイッチを「オン」にする精油の活躍も無逃せません。
柑橘系精油やローズマリーと同じような効能を持つものに、ペパーミント、バジル、ジュニパーベリーなどがあります。
ぜひ、日々の生活の中で活用して見て下さい。
サーカディアンリズム-概日リズム(がいじつリズム、英語: circadian rhythm(サーカディアン・リズム))とは、約24時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している。英名である「circadian rhythm」は、ラテン語の「約、おおむね」を意味する「circa」と、「日」を意味する「dies」から名付けられた。つまり「おおむね1日」の意味である。普段は(一般的には)「体内時計」などと言われる。(wikipedia)
SHUJI OKUYAMA
プラナロムのオーガニックローズマリシネオール。
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